昨日NHKで映画「野火」を紹介されていたので、今日池袋で見て来ました。
どうしても見ておかなければと思ったからです。
良かった。
戦争の体験を語れる方々が亡くなられる前にこの映画が出来て。
この映画を紹介できたNHKはまだまだ捨てたもんじゃないです。
残酷な描写が批判されたそうですが、実際の戦争はこんな事では済まされなかったと監督が言っているので納得。
感傷に浸ったり、現実を知らないで戦争を進めようとしている人たちに観て貰いたいです。
最初と最後のキャスト紹介等も全て黒背景でこの映画は始まり、終わります。
ネタバレなのでテキスト白にしますので反転して見て下さい。
この映画の中では、腕や脳が飛び散ったり、ウジ虫が大量に出て死体が崩れ落ちたりします。
映画のサイトは以下です。
http://nobi-movie.com
もう後上映期間が短いので、取り急ぎ。
1. 無題
NHKのニュースを見れていなかったので、アーカイヴを見てみました。
舞台はフィリピンだとのこと。母方の祖父の出征先はジャワ島だったので、まさに映画に取り上げられた状況を生き抜いたのだと思うと、大変、胸に迫る物があります。
ニュースで紹介されたワンカットでさえかなりの衝撃だったので、情けないですが現状、見る勇気が出ません。
祖父が戦地のことで唯一教えてくれたのは、現地の人が歌っていた歌(意味は分かりません)ですが、それ以外は一切口にせず亡くなりました。
でも、時間がかかっても、いつかはこの映画を見ようと思います。