今日はチャペックの事を書こうかなーと、思ったのですが今はsfの話したくないので…。

美術の予備校に通っていた時、英語と国語の学科も取っていました。

多摩美は国語で小論が出るのですが、その試験を受けた時に、

「私は悪意で絵を描いています」

と、理由と一緒に書いて提出しました。

先生は

「それは悪意ではなくて正当な怒りですよ」

と言いました。怒り…。

私はずっと、怒っている事があったのですが、同じような境遇の人でも、それを優しさに変えてる人っていうのもいて、最近大分考え方も変わって来た気がします。子供って残酷な子もいるみたいだけど、優しさみたいなのも凄く純粋って感じがする。まあ私はあまり優しくないですが。

世の中理不尽な事ってその辺にいっぱいあるから。

それからこの絵は日本画の絵の具で描いた二枚目の絵です。
「動物」という課題だったのですが、私は少年を描くのが使命なので、少年を加えました。
フラミンゴって産まれた時は白いんだけど、ピンク色の藻（？）を食べて大人になるとピンク色になるそうです。

少年は未成熟な状態の土色の肌で、背景のフラミンゴ達は成熟した大人達という感じ。
何か淀んだ感じが抜け切れてない感じが出ていればいいなと思います。